社外からは会社の実情は分かりにくく「入社してみたらブラック企業だった」というケースが多くあります。でも折角、転職するのですからホワイトな企業に入りたいですよね?どのようにすればブラック企業を避けて自分にあった企業に入社できるのでしょうか?
最も良いのは離職率や実際の待遇などを知っている転職エージェントを活用するのが良いです。しかし、地方に住んでいて転職エージェントが無い場合や転職を考えているけど、まだそのレベルではないという場合もありますよね。
この記事では求人情報や面接から見えてくるブラック業(かもしれない)を見分けるポイントをご紹介します。
求人情報・面接から見えるブラック企業の特徴
ブラック企業の定義は人によってそれぞれですが、ブラック企業はおおむね退職者が多く人が足りない傾向があります。絶えず補充を行っていくため、補充を行う点で特徴が見えてきます。
- 求人の掲載期間が長い
- 採用のハードルが低い
- 求人情報を見てもイメージしにくい
- 基本給を低く設定してあるが手当で総額を多く見せている
- 離職率が高い
ただしこちらに当てはまるからと言って必ずブラックであるという事ではないのでご注意下さい。
求人の掲載期間が長い
労働環境が劣悪な会社は退職する人が多く1人ひとりの負担が大きい傾向があります。求人の募集をかけてもすぐに採用できない場合が多く、求人広告の掲載期間が長くなっていきます。
特にハローワークは無料で掲載できるので、掲載しっぱなしとなっているケースがあります。ハローワークは3か月ごとに継続するか確認が入るので新しく出てきた求人と思っても更新されただけという事があります。注意しましょう。
採用のハードルが低い
求人募集の応募が来ないケースが多い為、応募しやすいようにハードルを下げる場合があります。どういうことかというと
- 未経験歓迎・初心者歓迎
- 第二新卒可
- 誰でもできる仕事です
もちろん長期で育ててくことを考えて上記の記載をしている企業は問題ないのです。
しかし未経験歓迎と言いながら未経験で作業が遅い分時間でカバーしなければならないケースなどあるので注意しましょう。
求人情報を見てもイメージしにくい
「インテリアアドバイザー」という職種を見て何をする職業だと思いますか?
実際にあった求人ですが「布団の訪問販売」の仕事でした。布団がインテリアなのか?という疑問もありますが、「アドバイザー」というイメージで入社してしまうと、ひたすら一般家庭のピンポンを押して布団を販売するという仕事に就くこととなります。
(訪問販売が悪いという事ではありません)
基本給を低く設定してある
内定がもらえた場合、給料の内訳をみてみましょう。
月間の給料が25万として
●基本給25万
●基本給20万+みなし残業代5万円
では意味合いが大きく異なります。
まず「賞与」「退職金」などのベースになるのが基本給なので、賞与1か月分とした場合に5万の違いがでてしまいます。
みなし残業も注意が必要です。往々にしてみなし残業に含まれるからと残業が当たり前という風潮がある場合が多いです。その場合、多くはみなし残業で予定されている時間を大幅に超過するケースが多いので注意しましょう
離職率が高い
何度も記入していますが、ブラック企業は離職率が非常に高くなっています。
その通りで社外からは分からない情報があります。離職率や実際の残業状況、社内の雰囲気などです。
このような情報は「転職エージェント」を使えば、情報を得る事ができます。
転職エージェントの中にはクライアントの離職率を中心に様々なな情報を集め、それを元に求職者へ紹介している企業があります。そのような転職エージェントをつかうのも転職活動の一つの手です。